日本ゴム協会関東支部主催の例年行事である工場見学会が15日実施された。
今回の見学先は日本ゼオン㈱総合開発センター、味の素㈱川崎工場、キリンビール㈱横浜工場。
日本ゼオン総合開発センターを午前中に、午後から味の素川崎工場、キリンビール横浜工場を見学した。当日は36名が参加した。
工場見学会前に、五十野善信日本ゴム協会副会長・関東支部長が「震災の影響で工場選びが難しかったが、今回も少しでも会員のお役にたてればと思っている」と挨拶した。
日本ゼオン総合開発センターでは、同社の概要をＤＶＤで視聴。同社は合成ゴム、透明樹脂、石化製品の製造の会社であり、海外で幅広く事業を展開している。
次に同社の製品・技術の紹介を西村浩一同センター所長がスライドを使用しながら解説。また同センターの１階製品ブースで参加者は製品の機能について質問が集中した。
午後は味の素川崎工場を見学。見学会場では、同社商品「味の素」の歴史を紹介し、実際に同商品を使いながら味の比較を行った。次に資料展示室を見学し、同社商品の「ほんだし」工場では同商品の製造工程も見学した。
最後の見学先のキリンビール横浜工場では、工場内でビールの製造ラインを見学し、無事に見学会を終了した。
