宇部興産は8月3日、創業理念である「共存同栄」に基づく地域との共生を目指し、「音楽を通じた地域文化振興への貢献」を目的に、本年も日本フィルハーモニー交響楽団(以下「日本フィル」)を宇部市に招聘し、「第8回 宇部興産グループ チャリティーコンサート」及び「ふれあいコンサート」を開催すると発表した。
今年の「宇部興産グループ チャリティーコンサート」(10月10日開催)は、国内外の著名な交響楽団での指揮者を歴任され、数々の受賞歴を持つ実力派指揮者である飯森範親氏と、若手ながら日本をはじめ世界各国のコンクールで受賞・入賞歴のあるヴァイオリン奏者の尾池亜美氏をソリストとして招聘し、日本フィルの演奏により、昨年の来場者アンケートで多くの希望が寄せられたベートーヴェンの音楽を演奏する。同コンサートの特色である、指揮者によるトークや解説も適宜取り入れる予定。
同コンサートは、当社創業の地である宇部市で本年開催される総合芸術イベント「第26回 UBE ビエンナーレ×まちじゅうアートフェスタ 2015」(10月4日~11月29日)の1つとして開催されます。
また、一般的には非公開である本番前のゲネプロ(最終リハーサル)に、宇部市教育委員会を通じて市内の小学生・中学生約500名(保護者・引率者含む)と、宇部総合支援学校等に在籍する障がい児約50名(保護者・引率者含む)を、それぞれ無料招待する。
さらに、広く市民に楽しんでもらうため、日本フィルと飯森範親氏、尾池亜美氏の協力により、同コンサートの当日、地元FM局(FMきらら)でライブ放送を行う。
入場料は2000円/枚とし、入場料収入は地域の音楽文化向上のために音楽関係諸団体等へ全額寄付する。
なお、コンサート翌日(10月11日)には、昨年と同じく、山口大学医学部附属病院と宇部興産中央病院にて、入院患者や近隣住民に日本フィル団員が奏でる生の音楽に触れてもらうべく、「ふれあいコンサート」を開催する。