ニュースの焦点 15年上半期の原材料動向

2015年08月10日

ゴムタイムス社

 2015年上半期の原材料動向を振り返ってみた。

 天然ゴムの輸入量(生ゴム量、日本ゴム輸入協会)は、1月に5万8096t、前年同月比6%減でスタートした後、2月が6万2209tで同4%増となり、5月の6万2256t、同17%増まで一貫して増加基調で推移した。

 天然ゴムの営業倉庫在庫量(日本ゴム輸入協会)については、1月初旬の1万3044tから減少を続け、4月に1万1000t台まで落ちた後、上昇に転じて、輸入量の増加とともに、6月初旬にはピークとなる1万4873tを記録した。

 一方、天然ゴムの輸入金額は1月が114億1746万円、同29%減で始まり、4月まで下落が続いた後、上海相場の急騰や異常気象などを要因に現地価格が上がったため、5月は119億2485万円、同3%増と1年4ヵ月ぶりに

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