ニッタの4~6月期 為替も影響、利益が4割増加

2015年08月17日

ゴムタイムス社

 ニッタの2016年3月期第1四半期連結決算は、売上高が160億2200万円で前年同期比13・3%増、営業利益は13億200万円で同41・6%増、経常利益は29億4700万円で同40・3%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億8600万円で同42・7%増となり、増収増益になった。

 売上については、国内は工作機械や物流業界、特殊車両向けなど、海外のうち北米・中南米で自動車業界、アジア地区では金融機器向けなどが堅調に推移した。

 営業利益は継続的な生産性改善の効果や為替の影響で、経常利益に関しては持分法適用会社の業績が堅調に推移したことに加え円安の影響もあり、前年同期に比べ4割増加した。

 通期の連結業績予想については当初予想から変更なく、売上高620億円で前期比3・2%増、営業利益は40億円で同3・1%増、経常利益は96億円で同0・9%増、親会社株主に帰属する当期純利益は75億円で同0・6%増を見込んでいる。

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