宇部興産は8月24日、ロッテグループなどとマレーシアに設立した、合成ゴム(BR)合弁会社「ロッテウベシンセティックラバー(LUSR)」の開所式を、ジョホール州タンジュンランサット工業団地内で開催し、関係者約500人が出席した。
同社BRの第4拠点となるLUSRの生産能力は年産5万t。グループ全体での生産能力は、日本(同12万6000t/年)、タイ(同7万2000t/年)、中国(同7万2000t/年)と合わせ、計32万t/年となる。
LUSRは2013年3月に設立し、資本金は6000万ドル。出資比率はロッテケミカルが40%、ロッテケミカルタイタン10%、宇部興産40%、三菱商事10%。
LUSRでは需要動向を勘案しながら、さらに2万2000t/年の能力増強を計画している。