ニチリンは8月7日、同日開催の取締役会において、同社の連結子会社であるニチリン白山(同社は7月23日付けで、青山工業が商号変更した会社)に対し、増資払込みを行うことを決議したと発表した。
これにより、ニチリン白山は特定子会社に該当することとなる。
増資の内容は、払込金額2億円、払込日は8月10日。
同社の連結子会社である青山工業は、6月30日をもって、同社の完全子会社となった。これに伴い、商号を7月23日付けで、ニチリン白山に変更している。
ニチリン白山は、倉庫兼工場建設を計画しており、その資金調達を目的とする。
なお、ニチリン白山の当該建設計画は、新規品対応や既存品の量的拡大を図ることで、同社の経営基盤強化を図るもの。
この結果、ニチリン白山の資本金が同社の資本金の10%以上に相当することとなるため、ニチリン白山は特定子会社に該当する。
ニチリン白山は昭和50年10月設立。資本金2億5400万円(増資前5400万円)。出資比率はニチリン100%。代表者は石井昭雄氏。事業内容は自動車用ホース類の製造・販売。三重県津市白山町山田野3434番地に所在。決算期は12月。
なお、今回の増資払込みによる連結業績に与える影響はないとしている。