BR、IRは輸出が2桁増
日本ゴム工業会は9月8日、1~6月の合成ゴム品種別出荷実績を発表した。輸出出荷が微増となったものの、国内出荷が前年割れとなったことにより、合計では71万4765tで前年同期比3・4%減だった。CRとIIRの参考値を加えた総出荷量は82万9022tで、同3・7%減となっている。
国内出荷は、タイヤ向けを中心とするSBRソリッドが16万72tで同7・5%減、BRソリッドが9万8269tで同4・7%減、IRが2万5369tで同6・0%減、工業用品向けのNBRソリッドが1万7884tで同8・1%減、EPDMが4万6118tで同9・0%減など、いずれも前年割れとなった。
用途別では、ゴム工業向けが32万9344tで同7・2%減、紙加工用やプラスチック用などのゴム工業外向けが11万5820tで同3・6%減となり、国内出荷合計では44万5164tで同6・2%減だった。
ゴム工業向けは、主力の自動車タイヤが23万6582tで同7・0%減、自動車用ゴム部品を中心とする
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