住友理工は9月15日、スマートラバー(SR)技術を活用した面状圧力分布センサ「SR ソフトビジョン」が、システムディの提供するウェルネスソリューション アンチエージングサービス「ウェルディ・クラウド」の姿勢測定インターフェイスデバイスとして採用されたと発表した。
システムディは特定業種向けのアプリケーションパッケージの自社開発・販売に特化するIT企業として、対象業種ごとのニーズに合った最新のソリューションを提供している。同社は今年4月、ウェルネスソリューションの一つとして、トレーニング施設向けに、アンチエージングサービス「ウェルディ・クラウド」を発売した。これは、施設利用者に合わせて個別運動プログラムを提案し、指導者と利用者を結ぶトータルサービスとして開発されたもの。タブレットカメラによる姿勢撮影とともに、今回採用された同社の「SR ソフトビジョン」を用いて利用者の足圧分布を計測することで、身体バランスをわかりやすく可視化し、効果的なトレーニングにつなげる。
同社は今後も、製品やシステムにSRソフトビジョンの搭載・接続を希望する顧客向けに、サイズ・計測ポイント数・空間分解能を変更するなどのカスタム対応を進めていくとしている。