椿本チエインは9月15日、同社子会社の椿本シンガポールが、フィリピン共和国・メトロ・マニラ(マカティ市)にフィリピン駐在員事務所を新設、10月1日より事業活動を開始すると発表した。
同社グループは、2016年度を最終年度とする「中期経営計画 2016」において、グローバル戦略の1つとして、地域別マーケティングを強化している。
これまでフィリピンは椿本シンガポールの担当エリアとしてきたが、駐在員事務所開設により、成長著しいフィリピン市場におけるマーケティング強化を図るとともに、現地法人設立準備を開始する予定。
フィリピン駐在員事務所は名称が椿本シンガポール・フィリピン駐在員事務所。代表者は川上修氏(椿本シンガポール社長兼務)。人員は当初2名。事業開始日は10月1日。主な活動内容は、一般産業用部品(チェーン・精機商品他)の市場調査と代理店開拓および現地法人設立準備。