ラバー&プラスチックニュースは9月8日、世界のタイヤメーカーランキングの2015年版を発表した。
同ランキングは、2014年年間における非タイヤ製品を含まないタイヤのみの売上に基づいて集計されている。
7年連続1位のブリヂストンから17位のアポロタイヤまでの順位は前年のランキングから変化していない。
1位ブリヂストンのタイヤ関連の推定売上高は260億4500万ドル、2位はミシュランの246億6800万ドル、3位はグッドイヤーの163億5500万ドル、4位はコンチネンタルの118億7500万ドルと続く。
5位はピレリで79億9200万ドル、6位は住友ゴム工業で69億1700万ドル、7位は韓国のハンコックタイヤで55億9500万ドル、8位は横浜ゴムで47億300万ドル、9位は台湾の正新/マキシス44億4100万ドル、10位は中国の中策ラバーグループで41億1800万ドル。
11位以下は、11位はシンガポールのジーティータイヤ、12位がアメリカのクーパータイヤ、13位が韓国のクムホタイヤ、14位が日本の東洋ゴム工業、15位が中国のトライアングル、16位がインドのMRF、17位がインドのアポロタイヤ、18位が韓国のネクセンタイヤ、19位がフィンランドのノキアンタイヤ、20位が中国の山東リンロンゴムとなった。
ランキングに影響を与える合併・買収はなかった。
今回のランキングには、29社の中国企業がランクインしており、そのうち5社はトップ20に入っている。インドは10社、台湾とアメリカが5社、日本が4社、ロシアと韓国が3社、イタリアとトルコが2社、その他アルゼンチン、ベラルーシ、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、インドネシア、イラン、シンガポール、タイ、ベトナムから各1社ずつがランクインしている。
20位までのタイヤメーカー間の平均営業利益率は、昨年の12・5%から微減し12・3%となった。
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