豊田合成は9月16日、キルロスカ・システムズ(以下KSL)および豊田通商と合弁の生産子会社TG・キルロスカ・オートモーティブのKSL持分株式(26%)を取得し、8月に同子会社の社名を豊田合成・サウス・インディア(以下TGSIN)に変更したと発表した。
TGSINは、ハンドルやエアバッグなどのセーフティシステム製品やインストルメントパネル構成部品などの内外装部品を生産し、現地のカーメーカーに提供している。
所在地はインド・カルナタカ州・バンガロール。代表者(社長)はビジャイ・クリシュナ・シュレスタ氏。設立年月は1998年9月。社名変更は2015年8月。資本金は8億5000万ルピー。出資比率は豊田合成が95%、豊田通商が5%。従業員数は327名(2015年4月時点)。生産品目はセーフティシステム製品(ハンドル、運転席エアバッグ等)、内外装部品(インストルメントパネル構成部品等)。売上高は2014年度で約30億ルピー(約57億円)。
豊田合成は、今後も成長が期待されるインド市場で積極的に事業を展開し、世界の顧客に選ばれるグローバルサプライヤーを目指すとしている。