ブリヂストンは9月28日、冠スポンサーを務める「2015ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ(以下2015BWSC)」に参加する19チームに対して、低燃費タイヤ技術を搭載したソーラーカー専用タイヤの「エコピア・ウィズ・オロジック」を供給すると発表した。
冠スポンサーとして大会をサポートするとともに、各チームの安全と勝利を目指した走行に貢献していく。
BWSCは10月18日~25日にオーストラリア(スタート:ダーウィン、ゴール:アデレード)で開催。
WSCは1987年に始まり、今回で13回目をむかえる国際的なソーラーカーレース。2013年に行われた前回大会では、22ヵ国から多くの大学生を含む38チームが出場した。オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3000kmを走行し、3つのクラスでそれぞれの基準に従って順位を競う。
クラス区分は、タイヤ4輪/ドライバー1名の条件の下、エネルギー効率を最大限に引き出すために空力学を重視したデザインの車両で目的地までの順位を競うチャレンジャー・クラス、タイヤ4輪/ドライバー1名+乗員1名の条件の下、実用性を競うクルーザー・クラス、タイヤ3輪/ドライバー1名の条件の下、過去の大会に参戦した車両で参加できるアドベンチャー・クラスの3つ。
同社は2015BWSCを通じて、環境技術イノベーション「エコピア・ウィズ・オロジック」の浸透や、環境を軸とした社会貢献活動を行い、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、2015BWSCに参加する将来を担う世界の若いエンジニアを応援していくとしている。