住友ゴム工業は9月29日、低燃費タイヤダンロップ「エナセーブRV504」で「2015年グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。
今回、グッドデザイン賞を受賞した「エナセーブRV504」は、同社独自の新材料開発技術「4Dナノデザイン」により開発した「新シリカ用変性ポリマー」を採用することで、ウエット性能を確保しつつ不要な発熱を抑制し、転がり抵抗を13%低減させた。これによりラベリング制度における転がり抵抗性能「AA」、ウエットグリップ性能「b」を達成している。また、高剛性構造と「剛性分布の最適化」を行った新パターンの採用により、ミニバン特有のふらつきを低減して操縦安定性能を8%向上させることで、快適な乗り心地を実現。また、新パターンは耐摩耗性能を8%、耐偏摩耗性能を33%向上させ、ロングライフを実現している。
グッドデザイン賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度。「Gマーク」がシンボルであるこの賞は、商品外観の美しさだけでなく、機能・品質・安全性はもちろん、総合的な質の高さを有していると判断された製品に与えられる。