ピレリジャパンは10月2日、2014年に発表・発売し好評を得ている、「アイス・アシンメトリコ」に新たに12サイズを追加したと発表した。
アイス・アシンメトリコは、コンパクトカー、ミディアム/ハイ・インターミディエイト・カー、SUV用に開発され、日本の厳しい冬のニーズに対応し、ドライビングの精確性および、危険を伴う氷雪路面における安全性強化を確保している。
同製品には、凍結路面でより均一な接地面を維持する「ソフトコアブロック」や、トレッド面の接地面圧を均等にし、コーナリングでしっかりと踏ん張る「3Dバタフライサイプ」、柔軟性を維持するためのレジンとシリカを化合させた独創的な「デュラ・フレキシィコンパウンド」など新たな技術が投入されている。
コントロール性能を向上させることは、ピレリタイヤの特徴であるスポーティパワー性能に妥協をもたらすものではない。PZeroシリーズなどでよく知られているピレリ伝統の非対称パターンを採用することで、同製品のハンドリング性能を向上させた。また、タイヤの使用初期から性能を発揮すべくトレッド表面に刻まれた「インスタントグリップ」や、雪を掴んでしっかりグリップさせ、ドライバーに不安感を与えない「スノートラップ」も採用されている。「エヴォキャビティ」の導入でタイヤノイズの低減や高いコンフォート性能も実現した。