住友ゴム工業は10月3日に、今年で8年目を迎える「ダンロップ全国タイヤ安全点検」を全国53会場で実施した。
首都高速道路大黒パーキングエリアで行われたタイヤ点検では、山本悟取締役常務執行役員はじめ、東京本社などから約20名が参加し、点検メンバーが積極的に点検を呼びかけ、空気圧管理の必要性をアピールした。
同パーキングエリアで山本悟取締役常務執行役員は、同点検について2008年から全国の道の駅やショッピングセンターなどで年2回春・秋に実施しており、これまでに延べ6万3000台を超える車両のタイヤ点検を行っていると説明し、「このような活動は継続が大切であり、ドライバーにきっちりと声掛けをしていき、タイヤ点検の重要性を理解していただきたい」とあいさつした。
点検では、エアが不足している車にはドライバーの了承を得て空気を充填したほか、残溝不足や損傷などをチェックしたシートをドライバーに手渡していた。
さらに、冬道を安全に走行するためのタイヤ点検のチェックポイントを紹介し、「スタッドレスタイヤは早めの交換を」という横断幕を掲げ、早期装着を呼び掛けていた。
なお、山本常務はニッポン放送、TOKYO FMを通じ、ラジオでも点検活動をPRした。
同パーキングエリアでは、午前10時から午後4時まで点検を行い、点検台数は約102台。
全体の点検台数は約6500台で点検側の参加人数は約550名となった。
今回で14回目となる「ダンロップ 全国タイヤ安全点検」は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧、残溝、偏摩耗、タイヤ表面の損傷などの点検を行うとともに、タイヤ点検ポイントやメンテナンス方法をドライバーの皆様に伝え、タイヤの日常点検の重要性を訴求する活動となっている。