クムホタイヤは10月7日、2015年の日本グッドデザイン賞受賞を発表した。
昨年に続き、2年連続の受賞となる。受賞タイヤは、ウィンタークラフト・アイスWi61、シーラントタイヤ、K―サイレントタイヤの3つ。
「ウィンタークラフト・アイスWi61」は、昨年日本でリリースされたスタッドレスタイヤ。非対称パターンの採用により、排水・排雪性能を強化し安全性能を向上させているのが特長。また、雪の結晶などをモチーフにしたサイドウォールデザインを採用しており、ウィンター性能を強調したデザイン性の高いタイヤ。
「シーラントタイヤ」は、昨年1月に韓国メーカーとして初めてリリースしたタイヤ。走行中に釘や尖ったものなどがトレッド部を貫通してもタイヤのインナー側にあるゼリー状のシーラント層が損傷箇所を塞ぎ正常に走ることができる新しい概念のタイヤ。セルフシーリングタイヤとも呼ばれ安全を重視するクムホタイヤの最先端技術で開発されたタイヤとなる。
「K―サイレントタイヤ」は、タイヤに吸音材を着けることにより騒音の原因となる共鳴音を減少させ静粛性を高めたタイヤ。
日本のグッドデザイン賞は1957年に創設された日本で最も権威のあるデザイン賞とされており、ドイツのレッド・ドット・デザイン賞やiFデザイン賞、アメリカのIDEAデザイン賞とともに世界4大デザイン賞の1つとされている。グッドデザイン受賞作には「Gマーク」をつけることが認められている。