東洋ゴム工業は10月14日、大阪府内で記者会見し、子会社の東洋ゴム化工品(明石工場)が製造・販売している一般産業用防振ゴム部品の一部で、製品検査成績書への不実記載が行なわれていた疑いがあると発表した。
問題となっている製品の納入先とは、交換の必要性の有無などを含め、協議を行っている。
この不実記載は、免震ゴム問題の再発防止策に関するコンプライアンスの啓発・推進の中で明らかになった。
社内調査で問題行為が行われていたことを確認したことから、同社は製品の納入先と国土交通省、経済産業省へ報告。両省からは、事実関係の調査報告などを実施するよう指示を受けた。
問題の製品は、