豊田合成は10月15日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で10月28日~11月8日に開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展すると発表した。
「~テクノロジー・フォー・ア・ブライター・グローバル・フューチャー~ ゴム・樹脂の高分子技術とLEDで世界にうれしさを届けたい」をテーマに、安全で環境にやさしく快適なクルマづくりに貢献する豊田合成の幅広い製品・技術を紹介する。
主な展示日は、安全・環境の分野では安全・環境ワイヤーモックデモカーを、各種「エアバッグ」や「ミリ波レーダ対応エンブレム」など、安全性能向上に貢献する製品や、「軽量ウェザストリップ」や「樹脂フューエルフィラーパイプ」、「車載LED製品」など、環境性能向上に貢献する製品の搭載位置や特徴を分かり易く紹介する。また、エアバッグシミュレータ(体験型展示)で前方衝突時のエアバッグ展開を模擬的に体験できる。
快適の分野では車載LED製品で、自動車部品とLEDの技術を融合させ開発した「LED面発光ドームランプ」や「LEDラジエータグリルイルミネーション」などを展示する。また、ノズルを差し込むだけで給油できる便利な「キャップレスデバイス」を体験できる。
将来(参考出品)の分野では、エアバッグカー「フレスビー」で、「エアバッグメーカーの豊田合成」が提案する、2030年頃の超小型モビリティを想定したデザインコンセプトモデルを参考出品する。歩行者と衝突した際の衝撃をボディが膨らむことで緩和する安全機能や、LEDの光を用いて安全に関する情報を周囲に知らせるコミュニケーション機能などを有している。
さらに、ツナガルコックピット「Link」(体験型展示)では、「人とクルマ、クルマと景色が『ツナガル』」をテーマに、ドライバーにとって快適な近未来のインテリアコンセプトを参考出品する。ハンドルなどでドライバーの体調や気分を読み取り、その状態に応じた空間を照明や音楽、香りで演出する。また、自動運転を想定したシーンでは車外の景色を取り込みLEDの光を用いて車内に表現する新しい空間演出機能も体験できる。
同社社長宮﨑直樹氏によるプレスブリーフィングは10月29日10:00~10:15、東京ビッグサイト豊田合成ブース(東ホール4・5・6 E6111)で開催される。