ブリヂストンは10月19日、東京ビックサイト(東京都江東区)で10月28日~11月8日の期間開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展すると発表した。
今回のブースでは、同社グループが取り組む「イノベーションで一人ひとりを支える」をテーマとして、「イノベーティブな世界観」と「心地よい、おもてなし空間」をベースに、「環境」「安全・安心」「ワクワク」「プレミアム」のメッセージの下、3つのエリアに分けて同社グループの製品や技術を紹介する。
環境技術イノベーションゾーンでは、これまでのタイヤとは全く異なる狭幅化によって空気抵抗を低減し、大径化により転がり抵抗を大幅に低減する同社独自の低燃費タイヤ技術「オロジック」を搭載した「エコピア・ウィズ・オロジック」を装着し、世界的なソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ2013」に参戦したマシンを展示する。また、体感什器を用いた「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」訴求や「エアフリーコンセプト」など同社の技術イノベーションを代表する製品・技術を展示する。
プレミアムカテゴリー製品ブランドゾーンでは、同社のグローバルプレミアムブランドであるポテンザ、レグノ、ブリザックを展示。また「ポテンザS001」を装着した車両「BMW i8」も展示する。
モータースポーツゾーンでは、ブリヂストン・モータースポーツ並びにファイアストン・レーシングの活動を紹介する。Super―GT走行後のタイヤ、またファイアストン・レーシングがタイヤを供給している「IndyCarシリーズ」の車両展示などにより、モータースポーツの「ワクワク」感を伝えていきたいとしている。
これらの出展に加え、一般公開日の10月30日、31日には、アメリカ最高峰のフォーミュラカーレース「IndyCarシリーズ」で活躍する佐藤琢磨選手、名実ともにアメリカを代表するレーシングドライバーであり、不動の人気を誇るマリオ・アンドレッティ氏をゲストに招き、モータースポーツの楽しみ方やタイヤ技術開発、タイヤの重要性などについて、トークショーを行う。
同社は、来場者には、今回のモーターショーを通して、同社グループの考える「イノベーション」を実感してほしいとしている。