工作機械の受注金額が減少している。日本工作機械工業会が発表した15年9月の受注速報によると、受注総額は1096億9700万円で前年同月比19・1%減。21ヵ月ぶりに減少に転じた8月に続いて、前年同月割れとなった。内訳は、内需が480億2900万円で同2・3%減、輸出が616億6800万円で同28・6%減だった。
先ごろ、中国の7~9月期のGDP成長率が6・9%と発表された。中国政府が目標としてきた7%を割り込み、中国の景気減速が一段と鮮明になっている。また、北米の設備投資に、やや一服感が見えているようだ。
一方、内需に関して、8月の時点では同