ミシュランは10月26日、耐久自動車レースの世界最高峰、ル・マン24時間のプロモーターであり主催者のフランス西部自動車クラブ(ACO)と共同で、2017ミシュラン・チャレンジ・デザインのテーマ、「ル・マン2030:勝利へのデザイン」を発表した。
1923年の第1回大会開催以来、世界で最も敬意を表される自動車メーカー(アストンマーチン、アウディ、ベントレー、BMW、シボレー、ダッジ、フェラーリ、フォード、ホンダ、ジャガー、マセラティ、マツダ、マクラーレン、日産、プジョー、ポルシェ、トヨタ、その他)が、自社の最新のイノベーション、テクノロジー、そしてデザインを発表する場として、また24時間のコンペティションにおける能力を証明する場としてル・マン24時間に参加して来た。
若いデザイナーを奨励し、これを評価するためにミシュランが2001年に創設したミシュラン・チャレンジ・デザインは、大手自動車メーカーの先進デザインリーダーがしばしば審査員メンバーを務めていることもあり、最も権威ある世界的なデザイン・コンペティションのひとつになっている。その創設以来、コンペティションには121ヶ国から8000を超えるエントリーが集まっている。
2017ミシュラン・チャレンジ・デザインのテーマ、「ル・マン2030:勝利へのデザイン」は、未来志向のテクノロジー、イノベーション、そして先駆的な問題解決能力を用いて、2030年にル・マン24時間で勝利を収めるための画期的なレースカーを作り出す参加者を募る。
デザイナーには、その歴史的な成功で名を成しているか、あるいは権威あるル・マンでの勝利でブランドを高めようとしている企業の、プレミアムブランドイメージを強化する車両をデザインすることが求められる。
エントリーは10月19日にwww.michelinchallengedesign.comで開始される。