信越化学工業の2016年3月期第2四半期連結決算は、売上高は6458億3600万円で前年同期比7・0%増、営業利益は1098億1600万円で同12・5%増、経常利益は1130億2000万円で同11・7%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は766億3300万円で同13・4%増となり、増収増益となった。
塩ビ・化成品事業で国内販売が振るわず減益となったものの、それ以外のセグメントでカバーして、2ケタの増益を達成。特に半導体シリコン事業は6割以上の大幅な増益となった。
セグメント別で見ると、塩ビ・化成品事業の塩化ビニルは、米国シンテック社が、