豊田合成の2016年3月期第2四半期連結決算は、売上高が3865億9400万円で前年同期比11・7%増、営業利益は201億6700万円で同12・3%増、経常利益は192億4000万円で同4・8%減となり、営業利益段階では増収増益となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、104億7000万円で同0・9%増。
同社グループの売上高は、主に米州での自動車生産台数増加や為替の影響等により、前年同期実績を上回った。利益面では、新製品の生産準備費用や開発費等の固定費増加に加え、欧州における立ち上げ費用の増加等があったものの、米州での自動車販売台数の増加およびオプトエレクトロニクス事業での円安効果等により、経常利益を除いて増益となった。
セグメント別に見ると、自動車部品事業では、国内やタイでの自動車販売台数の減少があったものの、米州での自動車生産台数増加や為替の影響等により、売上高