住友ゴム工業は11月1日、東京・北青山に「ファルケンカフェ・アオヤマ2015」をオープンした。
同社では、全世界で展開する高性能タイヤ「ファルケン」のブランドイメージを一般に訴求するため、昨年に続き、ロイヤル・ガーデン・カフェ青山の店内を、青を基調としたファルケンカラーでデザインするとともに、ファルケンが参戦・スポンサードするスポーツの躍動感あふれる映像を展開、さらにオリジナルメニューの提供などを行う。
オープン翌日の2日にはプレス向け発表会が開催され、「ファルケンカフェ」の趣旨説明、および同ブランドの商品説明、オリジナルメニューの試食会、主力タイヤ装着車による試乗会などが行われた。
開催に先立ち、あいさつに立ったタイヤ国内リプレイス営業本部増田栄一副本部長は「昨年も好評だった『ファルケンカフェ』を今年も開催することで、一般的な認知度を上げていきたい」などと述べた。
続いて、山平篤技術サービス部長が、「ファルケン」ブランドの主力商品について説明した。
夏タイヤでは、欧州で鍛えられたプレミアムタイヤで、ファルケンのフラッグシップモデル「アゼニスFK453」と、SUV用の「アゼニスFK453CC」を展示した。
低燃費タイヤでは、すでに欧州・アジアで高評価を得ている「シンセラSN832i」を展示。同タイヤは日本仕様にチューニングされ、今年から国内販売を開始した。
オールシーズンタイヤでは、ドライ、ウェット路面だけでなく、突然の大雪でも十分な性能が発揮できる「ユーロウィンターHS449」を展示した。
山平部長は「日本ではまだオールシーズンタイヤの市場規模は小さいが、東名阪の大都市圏を中心としたユーザーにアピールしたい」と語った。
店内では、今年5月に開催された世界最大級のツーリングカー