住友理工　第16回「チャリティーコンサート」開催

　住友理工は10月25日、第16回「住友理工チャリティーコンサート」を小牧市民会館ホールで開催した。

　同コンサートは、設立70周年を迎えた２０００年に開催されて以来、継続して実施している。同社の文化・芸術を通じた社会貢献活動の一環として、また本社・小牧製作所周辺地域への感謝を込めて、愛知県尾張地区の居住者を中心に公募・抽選を通じて無料招待するイベント。

　今回の公演も昨年同様、同社が設立当初から支援している中部フィルハーモニー交響楽団、および同交響楽団のアーティスティック・ディレクター／プリンシパル・コンダクターで、世界中で高い評価を受けている秋山和慶氏を指揮者として迎え、リストの交響詩「レ・プレリュード」、ベートーヴェンの「交響曲第７番イ長調」を披露。

　また、国内外で広く活躍するヴァイオリニスト正岡愛理氏をソリストに迎え、メンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」を演奏した。

　当日は１０００人を超える聴衆が来場し、「とても素敵な音楽で、心地良い時間を過ごすことができました」などの声が聞かれた。なお、会場内で寄せられた募金計約33万円は、全額「あしなが育英会・東日本大震災遺児支援」に寄託される。

　同社は今後も、地域社会の一員であることを常に自覚し「良き企業市民」として、継続的な社会貢献活動を通じて、社会との信頼関係を築き、豊かな社会づくりに寄与したいとしている。