オカモトの4~9月期 ゼロワン好調で営業益2倍に

2015年11月04日

ゴムタイムス社

 オカモトの2016年3月期第2四半期連結決算は、売上高は422億8800万円で前年同期比13・3%増、営業利益は39億6600万円で同107・7%増、経常利益は第1四半期会計期間において本年2月に資本業務提携した理研コランダム株式会社の株式追加取得により、新たに持分法適用会社となったことから「持分法による投資利益」が計上され、53億900万円で同120・2%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は40億6100万円で同148・5%増となった。

 産業用製品では、一般用・工業用フィルムは、国内向けは堅調に推移したが、輸出向けで受注が落ち込み、全体では売上横ばいとなった。建材工業用フィルムは、電材用が需要は低迷したものの建材用と車輌用は受注が好調なことから、全体では売上大幅増となった。多層フィルムは、電池用フィルムの需要が増加しましたが、食品用は受注低迷により、全体では売上減。ポリプロピレンシートは、印刷用に加えて雑貨用も市況が良好に推移し、売上増となった。

 農業用フィルムは、作物価格の不透明感による節約志向、及び9月に発生した豪雨の影響で受注が大幅に減少し、売上減。壁紙は、住宅着工件数は伸びたが工期等の遅延により売上横ばいとなった。フレキシブルコンテナーは、生産アイテムと納期の変更により、売上減。自動車内装材は、中

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