ダウ・ケミカル日本は11月4日、東京・品川区に理科教材を寄付したと発表した。
区内の日野学園・山中小学校・伊藤小学校・後地小学校に、デジタル生物顕微鏡や人体模型、簡易霧箱実験セットなどを寄贈。2日にピーター・ジェニングス社長が区役所を訪れ、濱野健区長に目録を手渡した。
同社が品川区に寄贈したのは、昨年に続き2回目。ジェニングス社長は「ダウ日本は、操業する地域での長期にわたる継続的な寄贈活動を通じて、地域の関係強化に努めてきた。地域の小学校で理科教材を一層充実させることにより、科学教育の一助になることを願っている」とコメントした。
ダウは「ダウ2015年持続可能性目標」に定められた基本理念の一つである「地域社会繁栄への貢献」を実践するため、同社工場がある国内の各地域で、安全や環境保護、若い世代の科学・化学分野への関心を喚起するなど、様々な寄贈計画を長年継続してきた。
ダウ日本の本社がある品川区では、子どもたちに対する理科教育環境の充実に貢献するため、実験器具を寄贈している。