東部工業用ゴム製品卸商業組合(山上茂久理事長)の組合員企業の有志で編成される「門仲バンド」と「へいわバンド」の2グループのロックコンサート「大人deロック」が11月1日、正午から東京中央区の「GNZA TACT」で開催された。約100人が参集し、大盛況となった。
ロックバンドの結成は、東部ゴム商組の会員相互の円滑な交流を目的としているため、メンバーは組合員であることが条件となっている。
門仲バンドの演奏では、リードギターとボーカル担当の山上茂久ヤマカミ社長、ギターの墨東支部の平和ゴム商工永田嘉男社長(副理事長)、キーボートのノブカワ商事の小林さん、ベースの神田支部ヤマカミの芝昌治営業統括本部長の4人に加え、へいわバンドの主力メンバーでもあるボーカル兼ギターリストの平和ゴム商工の黒崎氏が参加。厚みのあるバンド構成で、集まった観客を魅了した。
ヤマカミ祭りも併催
このコンサートは、昨年に続き2回目。はじめにへいわバンドが演奏、小休止をはさんで、特別ゲストに紙芝居漫談のしゅりんぷ小林氏が登場、その後、ヤマカミ祭りの開催となり、ヤマカミ社員有志がそれぞれ演芸を披露した。
ヤマカミ祭りを盛り上げたのがヤマカミ野球部である。東部ゴム商組の野球大会で2連覇を達成したのに続き、10月16~19日に香川県で開催された高松宮賜杯第59回全日本軟式野球大会(2部)でも優勝。野球部の面々とともに登壇した野球部監督でもある山上茂久社長が優勝報告を行った。
この後、門仲バンドがステージに立ち、ドゥ―ビー・ブラザーズ、ビートルズ、クリーム、サンタナ、イーグルスなどの往年のヒット曲を演奏、山上、永田両社長のツインリードで会場を大いに沸かせた。
山上社長は「ここのところ野球にばかり夢中になっていたので、練習不足です」と苦笑いしつつも、記念すべき創業100周年を迎えての野球部の快挙に満面の笑みを浮かべ、ヤマカミ祭りを締めくくった。