デンカは11月9日、記者会見を開催し、吉高紳介社長が16年3月期決算と経営計画「Denka100」の進捗状況の説明を行った。
16年3月期第2四半期の連結売上高は、1826億2700万円で前年同期比2・3%減、営業利益は146億2000万円で同55・4%増、経常利益は135億2700万円で同43・7%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は98億8500万円で同31・4%増となった。
原料安が、売上では売価を引き下げる減収要因となったものの、利益面ではスプレッド改善につながって利益を大幅に押し上げ、純利益は過去最高となった。
売上高については、スチレンモノマーなどの販売が