朝日ラバーの2016年3月期第2四半期連結決算は、売上高が28億9800万円で前年同期比4・2%減、営業利益は7500万円で同51・7%減、経常利益は6500万円で同60・4%減、親会社株主に帰属する四半期純利益は4600万円で同55・7%減だった。
売上では、販売・生産調整などの影響を受け、利益面は販売減などがあったため、減収減益となった。
セグメント別では、工業用ゴム事業は、自動車関連製品で、ASA COLOR LEDの受注が第1四半期までは自動車メーカーの販売・生産計画調整の影響を受け減少したが、第2四半期には海外向けの受注が増加した。一方、機能製品であるRFIDタグ用ゴム製品は海外向けの受注が新機種対応で受注調整が続いていることから減少だった。スポーツ用ゴム製品である卓球ラケット用ラバーの受注についても、顧客在庫調整が続いており受注は減少した。また、来年度に予定しているマイクロ流体デバイス関連の増産に向けたコスト負担があった。この結果、連結売上高は