日本ミシュランタイヤは11月25日、輸送効率向上ならびに環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤ「ミシュラン・エックスワン」が、荒木運輸が新たに導入した冷凍冷蔵車の新車装着タイヤとして採用されたと発表した。
同製品は、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kgの軽量化を達成し、車両の輸送効率向上ならびに環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤで、駆動軸にも使用できるということで注目を集めている。
さまざまな温度帯の保管から全国発送まで一貫したサービスを展開している荒木運輸は、冷凍冷蔵車も多く保有している。常温配送用トラックに比べ保冷機等の架装が多い冷凍冷蔵車は、その車両重量から輸送効率や燃費の点でより効率化が求められる車両だ。今回、最大積載量向上による輸送効率化と燃費改善に期待し、自社が導入する冷凍冷蔵車の後輪2軸に「ミシュラン・エックスワン」を採用した。タイヤサイズは455/55R22・5(164L)。