ヤマカミ ヤマカミ共進会実務者会を開催

2015年11月30日

ゴムタイムス社

 工業用品商社の㈱ヤマカミと取引先企業で構成するヤマカミ共進会(亀田元秀会長)は11月20日、東京・江東区のホテルイースト21で「ヤマカミ共進会実務者会」を開催した。また、新商品展示会や講演会など会員企業の実務者を対象とした懇親会「コミュニケーションの夕べ」も同日開催された。

 同共進会企業のトップ、実務従事者、ヤマカミ従業員などの約230人が参加した。

 新商品展示会では、メーカー各社の製品や注力製品、今後の拡販が期待される製品などがサンプルを交えて出品された。

 同展示会終了後、松本育夫氏(日本サッカー協会後援会理事長)を招き、「スポーツから学んだ人生」と題して、講演会が開催された。

 松本氏は、長野県の地球環境高等学校でサッカー部の監督就任時に、7ヵ月という短期間でチームを作り上げ、全国大会で長野県代表を勝ち取った話をし、目標達成に向けて努力することの重要性を説いた。また、松本氏自身のつま恋ガス爆発事故で重傷を負ってから現場に復帰するまでの体験談も語った。

 講演会終了後、午後6時から会場を移して、ヤマカミ会の実務者会が開かれた。

 会に先立ち、塩谷任士副会長(東京シオノヤ)はヤマカミ野球部が高松宮賜杯全日本軟式野球大会2部で優勝したことを称え、スポーツを通じて会社を発展させていくというヤマカミに対してエールを述べた。また、昨今のテロ事件を上げ、改めてBCPの重要性を語った。

 続いて代表幹事でヤマカミの山上茂久社長は業績動向を説明した上で、東北の復興需要や東京オリンピックに関連する需要はなかなか実感として湧いこないと述べ、下期はさらに厳しい状況が続くが「皆様とともに頑張っていきたい」と語った。また、ヤマカミ野球部の優勝について、同社100年の節目に仕事以外で世の中に業績を残せることができたと喜びを語り、「ヤマカミグループの従業員が一丸となれる象徴として野球がある」と述べた。同共進会についても「お客さまと仕入先のメーカー様と一丸となる、その象徴として、この共進会があると位置付けている」とし、今後も発展できるように努力していくと述べた。

 その後、同共進会の役員の紹介が行われ、懇親会パーティーが開催された。乾杯の発声は喜田宏副会長(三ツ星ベルト)が務めた。

 ヤマカミ共進会は平成8年6月に結成し共存共栄の趣旨のもとに、ヤマカミの取引先、メーカーおよび仕入先、並びヤマカミとヤマカミ関連会社で構成されている。

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