自動車用ゴム部品メーカー6社の4~9月期の売上高は、国内は軽自動車税増税の影響もあって不振、中国を含めアジアも総じて不調だったものの、北米が好調だったことと円安効果により、全社が前年実績を上回った。自動車用部品事業も、一般産業用を含むNOKのシール事業が、国内の建機需要などの需要減少により微増に留まったものの、北米の自動車販売の好調さを受け、全社がプラスとなっている。
営業利益については、新興国での人件費や償却費などが増加したNOKと、海外投資の推進に起因する減価償却費や諸経費が増加したフコクが減益になった以外は、増益となった。
◆豊田合成
豊田合成の自動車用部品事業の売上高は、