住友ゴム工業は12月1日、同社の世界初となる石油や石炭などの化石資源を全く使用しない100%石油外天然資源タイヤのダンロップ「エナセーブ 100」が、「第6回ものづくり日本大賞」(主催:経済産業省)において優秀賞を受賞したと発表した。
「ものづくり日本大賞」は、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を表彰するもの。
ダンロップの「エナセーブ 100」は、一般的なタイヤで約60%を占める石油や石炭などの化石資源由来の原材料を、独自技術により全てを「天然資源化」した世界初の100%石油外天然資源タイヤ。タイヤラベリング制度における転がり抵抗性能「AA」を達成した低燃費性能をはじめ、ウエットブレーキ性能、乗り心地などの基本性能を向上するとともに、耐摩耗性能を当社従来品に比べ19%向上させ、「省資源」という新たな環境性能も付加した。