日本ゴム輸入協会がまとめた15年10月の天然ゴム輸入量(生ゴム)は、合計で5万7261t、前年同月比で11%減(前年6万4075t)となり、2ヵ月連続で減少となった。
輸入金額は、107億4030万円で同17%減(前年129億8132万円)となり、こちらも2ヵ月連続で減少した。
平均輸入単価はキロ当たり187・6円で、前月比11・6円下落した。
1~10月累計では、輸入量で前年同期比2%増加、金額で同10%減少となった。
天然ゴムの最大の需要先であるタイヤ生産量を見ると、10月の自動車用タイヤ・チューブの生産量は前年同月比7・7%減となり、11ヵ月連続で減少した。国内自動車生産の減少、軽自動車の増税など、国内のタイヤ生産が回復する要素が見つかりづらく、天然ゴム輸入量は
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