カーボンブラック協会がまとめた10月のカーボンブラック品種別実績によると、出荷量が５万１３０６ｔ、前年同月比４・２％減と、20ヵ月連続で前年同月実績を下回った。
10月の出荷内容は、タイヤ向けが３万６２６１ｔ、同７・７％減、一般向けは１万２９６ｔ、同５・２％増。非ゴム向けは３１９８ｔ、同７・５％減となった。
在庫量は６万５３４１ｔ、同10・９％減。在庫率は１２７％となった。
なお、10月の輸入量は１万４６０２ｔ、同10・１％増となり、前月までの減少から増加に転じた。輸出量は４３４８ｔ、同25・８％増となった。
１～10月の出荷量は、48万９３６４ｔ、前年同期比３・９％減。内訳は、ゴム用が45万８７７７ｔ、同３・９％減、非ゴム用・その他は３万５８７ｔ、同４・４％減。生産量は全体で48万６８４７ｔ、同７・２％減となった。
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