住友ゴム 「くるみん」マークを継続取得

2015年12月04日

ゴムタイムス社

 住友ゴム工業は12月4日、2009年、2011年、2013年に社員の子育て支援を積極的に推進した企業として次世代認定マーク「くるみん」の認証を受けたことに続き、第五期(2013年4月~2015年3月)も実施計画を達成したことから、マークの継続使用が認められたと発表した。

 同社は、出産・育児にかかわる諸制度の整備や啓発活動を行うとともに、育児休業期間の延長や短時間勤務等の育児に配慮した勤務形態の導入などを実施している。女性の育児休業取得率は今期も高い水準を達成。今後も女性の育児休業取得を促進するとともに、男性が育児休業をとりやすい環境作りにも取り組んでいくとしている。

 また、すべての社員を対象にして、時間外労働の削減や有給休暇取得の推進等についても労使で協力して取り組んでいく。今後も引き続き、子育て支援やその他、仕事と家庭の両立を支援する「ワークライフバランス」を積極的に推進していく。

 第五期(2013年4月~2015年3月)の取り組みは、結婚、出産、育児、介護、配偶者の転勤などやむを得ない事情により退職した社員が復職できる制度「JOBリターン制度」を導入。また、育児休業からの復帰者に対して託児補助を支給する「託児サポート制度」を検討し、導入につなげた(2015年4月導入)。第六期(2015年4月~2017年3月)の行動計画としては、育児休業の取得を促進するとともに、育児支援施策を充実させる。また、職場における育児に関する意識を高め、育児を行う社員に対する理解と協力が得られる風土作りをする。さらに、すべての社員に対して、所定外労働時間の削減や年次有給休暇の取得を促進する。

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