マンスリーOEダイジェスト(2015年11月)

2015年12月09日

ゴムタイムス社

 タイヤメーカー各社が11月に発表した新車装着(OE)情報は、以下の通り。

◆ブリヂストン
 「デューラーH/L33」および「同/L33A」を、レクサスが発売した新型プレミアムクロスオーバーSUV「レクサスRX」に新車装着用タイヤとして納入した。両タイヤは「レクサスRX」の特長である優れた操縦安定性能と低燃費性能の実現にあたり、重要な役割を果たす。「デューラー」は、オンロード(舗装路)から本格的なマッド(泥ねい)路面まで、豊富な商品ラインアップにより多くのユーザーに好評を博しているSUV/4×4用タイヤブランド。

◆日本ミシュラン
 「ミシュラン・エックスワン」を、荒木運輸が新たに導入した冷凍冷蔵車の新車装着タイヤとして納入した。さまざまな温度帯の保管から全国発送まで一貫したサービスを展開している荒木運輸が、最大積載量向上による輸送効率化と燃費改善に期待し、後輪2軸に同タイヤを採用したもの。同製品は、トラックの後輪に装着されている2本(ダブルタイヤ)を1本にするというコンセプトで、1車軸当たり約100kgの軽量化を達成し、車両の輸送効率向上ならびに環境負荷低減に貢献するトラック・バス用ワイドシングルタイヤ。

◆住友ゴム工業
 DUNLOP「スポーツマックスRT」を、スバルテクニカインターナショナル(以下STI)のコンプリートカー「S207」に納入した。「S207」は、SUBARU「WRX STI」をベースとした特別仕様の本格的なスポーツカー。同製品は、「ニュルブルクリンク24時間レース」「スーパーGT」などのモータースポーツ活動で培った技術を投入した「スポーツマックスRT」をベースとして、専用構造の採用やインチアップなど専用チューニングを行い、操縦安定性能とコーナリング性能、ブレーキ性能を高めるとともに、快適な乗り心地と静粛性を実現した。

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