国内最大級の環境イベントである「エコプロダクツ2015」が12月10~12日に東京ビッグサイトで開催された。主催は産業環境管理協会と日本経済新聞社。17回目となる今年は「わたしが選ぶクールな未来」をテーマに、約700社・団体が出展。ゴム・樹脂関連企業・団体では、ブリヂストンや住友ゴム工業などが出展した。
11回目の出展となるブリヂストンの今回のテーマは、同社グループが「環境宣言」に掲げている「未来の子どもたち『安心』して暮らしていくために…」。同社グループは「事業と環境の両立」に向けた様々な活動を「自然と共生する」「資源を大切に使う」「CO2を減らす」の3つの領域で展開している。展示ブースではこれらの取り組みを、製品などの展示を通じて紹介した。
主な展示品としては、新たな天然ゴム供給源として期待される「グアユール」由来の天然ゴムを使用したタイヤ、独自技術による低燃費タイヤ「エコピア・ウイズ・オロジック」を装着して、世界最高峰のソーラーカーレースのクルーザークラスで準優勝した工学院大学チームのソーラーカー、「エアフリーコンセプト」「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」など、事業と環境を両立させる製品・技術を出品していた。