【新春トップインタビュー】三ツ星ベルト 垣内一社長

2016年01月03日

ゴムタイムス社

 16年3月期中間決算ではベルト全品目が増収となり、各利益項目で過去最高の数字を出した三ツ星ベルト。就任10年目を迎える垣内一社長に、15年を振り返ってもらうとともに、今後の見通し、現状の課題などを尋ねた。

◆15年を振り返って

 16年3月期はわりと順調で、中間期の決算もよかった。通期でも目標は十分確保できるのと見ている。ただ、11月後半から需要に陰りが出ている。特に海外は弱い。為替の効果があるので、表面上はよく見えるが、現地通貨で見ると決していいとは言えない。

  来期以降もこの状況が続けば、厳しいなというのが率直な予測。為替がどうなるかは、大きなファクターだし、テロの問題もあってなかなか動きにくい面がある。そのため、今のうちに

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