伊藤潤前社長の急逝に伴い、急遽後を継ぐことになった渡邉陽一郎社長だが、伊藤前社長と二人三脚で経営改革を進めてきたため、やるべきことは熟知している。16年はこれまで準備してきたことが、花を咲かせ始める年になりそうだ。
◆15年を振り返って
当社としては役員2人が続けて逝去したということで、いろいろな意味で新しい時代に変わっていく節目の年だったと言えるだろう。
現在進めている経営改革は、3月に亡くなった伊藤前社長が「次の時代に向けて若返りを図ろう」ということでスタートしたものだが、15年はそれに全力で取り組み、次世代のためにぶれない体制を作っていくことが重要なテーマだった。
その一環
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