クラレは12月17日、２０１６年１月１日付で部レベルの組織改定を行なうことを決定したと発表した。
ＣＳＲ本部では、グループ横断的な品質保証関連業務を強化するため、ＣＳＲ部をＣＳＲ・品質保証部に改組する。
新事業開発本部では、同社グループ内の電池材料関連プロジェクトを統括的に推進するため、エネルギー材料事業推進部を新設する。
ビニルアセテートフィルムカンパニーのポバールフィルム事業部では、品質保証機能を強化し、ユーザーの品質要求に対応するため、ポバールフィルム技術部をポバールフィルム品質・技術統括部に改組する。
イソプレンカンパニーの生産技術統括本部では、各事業部で実施している外注管理における品質・製品安全管理を強化するため、生産技術統括部を新設する。また、エラストマー事業部では、セプトン販売の最適化のため、セプトン販売部は国内既存用途・顧客向け販売機能をクラレトレーディングに移管し、販売面でのグローバル運営及び事業管理に特化するセプトン販売企画部に改組する。
繊維カンパニーの生産技術統括本部では、素材開発力強化のため、繊維素材企画開発部の管理機能を倉敷に移転し、倉敷事業所繊維素材企画開発部に改組する。また、生活資材事業部、クラレクラフレックスでは、販売・マーケティング機能を強化するために、販売体制を製品別から市場・用途別に再編し、原反販売部・製品販売部を販売第一部・販売第二部に改組する。さらに、フレクスター事業のグローバル化を推進するために、フレクスター推進部をＳＪ推進部に改組する。
