日本システム開発(以下、NSK)は1月6日、2015年11月の「配合設計支援システム MDSS―Standard」のリリースに続き、2015年12月24日より最上級モデルのMDSS―プレミアムをリリースしたと発表した。
同製品は、MDSS予測機能が追加されたプロフェッショナルに「配合予測機能」が搭載された最上級製品。
従来までのMDSS重回帰分析シミュレータは、配合から物性を予測する「物性予測機能」だったが、今回新しく、物性から配合を予測する「配合予測機能」が搭載。期待する物性(評価結果)値を入力することで理想的な配合を導き出すことが可能となっている。
同製品を導入することで、重回帰分析により実験を行わずに物性・配合を予測可能。実験データが蓄積されればされるほどシミュレーション精度が上がるため、実験する機会も減り、工数や使用電力等の開発コスト削減にもつながる。また、配合検討の補助や若手研究員への教育ツールとしても有効。