日本免震構造協会 新年賀詞交歓会を開催

2016年01月15日

ゴムタイムス社

 一般社団法人日本免震構造協会(和田章会長)は1月14日、東京都港区の明治記念館で新年賀詞交歓会を開催した。

 関係省庁、関連団体から招かれた来賓をはじめ、同会の第一種正会員、賛助会員、第二種正会員ら134名が参加した。
 和田会長は年頭のあいさつで、先日、台湾で台湾の免震構造協会と技術交流をするために、継続契約をしてきたと報告。今月は国土交通省のサポートでトルコから日本の免震構造を学びにくるなど世界に向けて発信していかなくてはいけないと強調した。また、国内に関しては、「長周期地震などの対策として、メーカー、設計事務所などと協力しデバイス装置を作っていくことが大事なのではないか」と提案した。

 続いて、国土交通省住宅局の石崎和志建築指導課長が「過去に様々な災害や事故に対してきちんと先人たちが立ち会い、対策を行ってきた。その蓄積がまさに建築の安全を作っている」と説明した上で、「昨年は免震関連などの問題などあったが、この問題を糧にし前向きに捉え安全対策を行っていき、ぜひ、現場を見るということを第一に取り組んで安全を積み上げていきたい」とあいさつした後、一般社団法人日本建築構造技術者協会の森高英夫会長が乾杯の音頭を取り、懇親パーティへと移った。

 

 

 

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