日本ミシュランタイヤは1月21日、「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」を6月3日に刊行すると発表した。
同ガイドの対象エリアは富山県および石川県全域。同社の社員であるミシュランガイドの調査員達は、2014年秋頃から本格的に富山県、石川県の飲食店・レストランと宿泊施設を匿名で訪れ、一般の顧客と同様に食事し、サービスを受け評価を行っている。そのうち、独自の基準で同社が選出し、読者に自信をもっておすすめしたい施設を集め、「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」として発行する予定。価格は本体2600円+税(税込2808円)。
昨年4月にオープンしたミシュランガイドの会員制公式ウェブサイト「クラブミシュラン」では本の刊行に先駆けて公開される。
同社代表取締役会長のベルナール・デルマス氏は、「富山県、石川県は雄大で美しい自然や古くから育まれた独特の文化により、国内外の多くの観光客を魅了しています。また、富山湾など日本海の新鮮な海の幸、加賀野菜、能登野菜など珍しい名産品も数多く、食もこのエリアを訪れる楽しみの一つだと思います。2015年3月の北陸新幹線、長野―金沢間開通で首都圏からのアクセスが向上し、国内外の観光客により一層注目される地域と言えるでしょう。そのようなエリアで新たなミシュランガイドを今年6月に発行できることを大変嬉しく思います。本ガイドが、富山県、石川県で長年にわたり育まれてきた地域の魅力を発信し、読者の方々にさらに関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです。」と述べている。