ピレリは1月13日、テスラが新型SUVモデルXの純正タイヤとして、同社のスコーピオン・アシンメトリコを採用したと発表した。
これにより、同社とテスラの共同開発により、モデルX固有の要求を満たすべく設計されたスコーピオン・ゼロ・アシンメトリコのテスラ専用バージョンが誕生。タイヤサイズは、フロントが265/35ZR22・102W、リアが285/35ZR22・106Wとなっている。
航続距離470kmのモデルXは、大人7人が余裕を持って座れ、かつ荷物のスペースも確保した上級の快適性を提供。
テスラによると、モデルXの最高速度は、速度記号Wのタイヤ装着時で時速250kmに達する。オールシーズンタイヤを示すM+Sのマーキングが施された今回のOEタイヤは、時速270kmに至るまで最適な性能を発揮する。
このテスラの新型SUVは、トップスピードだけではなく、その加速性能にも卓越したものがある。モデルXは、電気自動車特有のトルク特性によって、停止状態からわずか3・4秒で時速100kmに達する力強い加速性能を持つ。
このようなスポーツカーにも匹敵する性能に対応すべく、タイヤには最大限のトルクのパワーを即座に伝達することが求められる。同製品は、ピレリのスコーピオンレンジにおける高性能タイヤで、世界のトップレベルのパワフルなSUV用に設計された。このタイヤは、既に数多くの最先端SUVからのOE承認を受けている。そして今回、テスラ・モデルXもそのリストに加わった。