信越化学の4~12月期 営業益16%増

2016年01月28日

ゴムタイムス社

 信越化学工業の2016年3月期第3四半期連結決算は、売上高は9759億1400万円で前年同期比5・0%増、営業利益は1624億2700万円で同16・0%増、経常利益は1707億3600万円で同11・9%増、親会社株主に帰属す四半期純利益は1164億1900万円で同16・4%増となった。

 塩化ビニルは、北米需要が業界全体で対前年比2%低減したにもかかわらず、米国のシンテック社は国内販売を伸展させ、かつ世界中の顧客への積極的な販売に努めたことから、出荷は堅調に推移した。オランダのシンエツPVC社は、2014年の後半に原料調達先で生じた設備トラブルの影響が当第3四半期の途中まで続いた。

 国内事業は、輸出が伸長したものの、国内住宅関連需要

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