1月の東京ゴム相場の推移を見ると、当限終値は月初の140円ちょうどから緩やかに下落した後、12日の132・1円を底に上昇に転じた。145円を挟んでもみ合いとなった後、再び上昇し25日に153・8円をつけて納会を迎えた。
先限終値は月初の152円台からやはり下落し、12日の146・9円を底に上昇に転じてからは、156円を挟んでもみ合いとなった。26日発会の新甫7月限は、158円台からスタートしたものの、ほぼ横ばいで推移し、158・3円で大引けを迎えた。
16年1月の東京ゴム相場は、世界的な株安や原油安などを背景に売られ、下落基調のスタートとなった。サウジアラビアとイランの外交関係が断絶し、中東地域の緊張が高まったことから、従来なら供給不安から原油が
(統計表2点あり)
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