丸尾カルシウムの2016年3月期第3四半期連結決算は、売上高は89億5400万円で前年同期比6・6%増、営業利益が3億3300万円で同48・3%増、経常利益は4億1200万円で同23・2%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は、2億8000万円で同22・8%増となった。
グループ製品の売上高は前年並みとなったが、取扱商品については、新たな商流の開拓により順調に増加している。
営業利益に関しては、販売価格の上昇、省エネなどによる生産コストの改善により前年同期に比べ1・5倍になった。
経常利益は為替差益や、デリバティブ取引終了に伴う関係評価損益の減少などにより同2割増となっている。
通期の連結業績予想については、全ての項目で上方修正し、売上高は118億円で前期比3・5%増、営業利益が3億5000万円で同2・1%増、経常利益が同10・0%減、親会社株式に帰属する純利益が2億9000万円で同11・8%減を見込んでいる。
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