独ランクセス ドイツのタイヤ・テクノロジー・エキスポに出展

2016年02月09日

ゴムタイムス社

 独ランクセスは2月8日、同社のラインケミーアディティブスビジネスユニットが、ドイツ・ハノーバーで2月16日~18日に開催されるタイヤ産業技術発表展示会「タイヤ・テクノロジー・エキスポ2016」に出展し、最先端製品の展示や講演を行うと発表した。

 約1年前に実施された事業再構築の一環として、ランクセスグループの添加剤事業はタイヤ部門の顧客へのメリットも考慮し、1つのビジネスユニットに統合された。拡大に向けて継続的な投資を行っているタイヤ加硫用ブラダー「レノシェイプ」事業だけではなく、予備分散ゴム薬品、加工助剤、そして加硫および充填活性剤にも焦点を当て、同ユニットのゴム専門家たちは、同展示会のランクセスブース(ブース番号:C112)で発表を行う。幅広いポートフォリオを有する離型剤「レノディブ」、タイヤマーキング用インク「レノマーク」製品群、そして特に大量のゴム加工を行う加工業者に役立つ、配合ゴムのインライン品質管理システム「レノウエーブ」といった革新的なコンセプトも注目を集める。

 さらに、同社の用途開発専門家であるトルステン・ジザー氏は、シリカ配合ゴムへの加工助剤の使用と、加硫物の最終的な特性に与える加工助剤の影響に関する利点と課題を詳細に発表する。

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